私の夢と空手道
昭和58年卒 高校教員 福田秀峰
高校の時に所属していた空手道部は、東京都高等学校体育連盟にも所属しておらず対外試合等もありませんでした。自分たちで登録して初めて試合に出場したのですが、東京都大会で通用するはずもなく惨敗しました。その時の悔しさから、大学に行って教員になって母校の空手道部を強くしたいと決心しました。その後中央大学で日本空手協会の武道空手と出会い、卒業後も四谷支部に所属し、27歳でようやく母校に戻るという夢を叶えました。そしてまず関東大会、そして全国大会に出場するまでになりました。高校1年生の時、母校の空手道部を強くしたいと決意してから全国大会に出場するまで実に20年の歳月を要しましたが、「念ずれば必ず夢はかなう」と、今も部員たちに語っています。そのベースになったのは大学4年間のクラブ活動で得た様々な経験であったことは言うまでもありません。
さて、みなさんも大学4年間を通じて様々な体験をして、多くの友達や先輩・後輩あるいは人生の師と出会ってください。そして皆さんの描いている夢の実現に向けて新しい一歩を踏み出してください。新しいことにチャレンジすることで自分を変えられるかもしれませんよ。皆さんの夢がかなうことを願っています。